プロドライブの哲学は1984年の創業時から、ゆるぎなく継承され、常に進化し続けている。その根底にあるのはさまざまなモータースポーツフィールドでの活躍であり、実践からしか得られない真の意味での“コンペティションスペック”の追求である。それは市販ホイールにおいても同じ。いかに求められる性能を高いレベルで具現化するか？機能美に溢れ、見る者を魅了するデザインとはなにか？その答えこそが“実戦”にあるというのが、プロドライブの哲学である。

たとえば強度であれば、公的基準を上回るスペックを実現している。ただし、ただ闇雲に高めているわけではない。意味のない追求は得てして、オーバースペックに陥り、ときには無駄になることも.....。無駄こそが実戦での最大のハンディになるというのはプロドライブ自らの考え方である。では、いかに無駄を排するか？　選び抜いたなかから適切な素材を使い、強度と軽量を絶妙なバランスで両立。豊富なノウハウに裏打ちされた最適な製法で、最良の形にしていくことこそがプロドライブが考えるホイールプロダクトのセオリーである。そのプロドライブ哲学は、もちろん過去も現在も、そして未来においてもその姿勢を崩すことはない。